November 2023

2023年11月

2023年11月24日

2023年度 報恩講

 先週11月15日(水)に、親鸞聖人のご命日を機縁として、本校で『報恩講』をお勤めしました。全校が講堂に集まって讃歌を歌う、というコロナ禍では叶わなかった形に戻しての開催が、4年ぶりに実現ができました。4年ぶりとなる讃歌では、導唱として2年5組の村松知佳さんがお勤めしてくださり、透き通る導唱に連なるように、全校で一緒に讃歌を歌いました。また、親鸞聖人のご生涯を表した『親鸞讃歌』を、3年3組の五十嵐美羽さんが厳かに、そして和やかに拝読してくださいました。

 その後、学校長より「親鸞聖人のご命日を機縁としてお勤めされる報恩講では、いずれ亡くなる事実にどのように向き合っていくのか、今日をどう生きるのか、ということを考えてほしい」とお言葉をいただきました。そして、学校長より今年度の報恩講の講師、大谷大学の藤本雅文准教授を紹介していただき、藤元先生による講話をいただきました。
 藤元先生は、親鸞聖人のご誕生850年を記念して今年東本願寺で行われた「慶讃法要」のテーマでもある「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」をテーマとしてお話をしていただきました。南無阿弥陀仏には仏様の「世界中があなたを見捨てても、わたしはあなたを見捨てない、あなたがあなたを見捨てても、私はあなたを見捨てない」という思いが込められている、とお話していました。この言葉で、私といういのちがどのような姿形になったとしても、ただ一つ尊いものである、ということをお伝えしようとしてくれている仏様の御心を感じさせていただきました。

 報恩講という行事は毎年本校でお勤めされます。その度に、私といういのちが存在することのありがたさを感じさせていただける行事だと思います。

2023年11月14日

わいわいサロンde生け花体験

 華道クラブでは、飯田市主催の「わいわいサロン」にて、外国人の方と一緒に生け花を体験する教室に参加してきました。

クラブ員の3年生が次のような感想をよせてくれました。

「今回この生け花教室を通して感じたことはたくさんありますが、その中でも私は外国人の方との交流するということの素晴らしさをよく感じました。生けた花に題名をつける場面で中国出身の方が"暖心"という題名をつけられていました。どういう意味なのか聞いてみると「この教室に来て周りの環境がとても暖かい人達ばかりで今日気持ちがとても楽しく明るくなれたからこの題名にしたの。」と仰っいました。それを聞いて私はとても嬉しかったし、私もすごく暖かい気持ちになりました。他にも外国人の方が最初お手本として見た生け花に「すごい」ととても感動している姿や「また生け花をやりたい」と仰ってくださった姿を見て、日本の文化にこんなに感動してくれることが日本人として、嬉しかったし、なにより今日華道クラブの部員として参加して良かったなと思いました。最初この教室のお誘いを聞いた時に正直私たちが外国人の方々に生け花を教えることができるのかすごく不安でした。でも実際に生け花を通して外国人の方々と交流できたことでそれぞれの個性を生け花で表現して自分たちとは違った感性を知ったり、他の国の言葉の意味だったり、文化を知ることができて、とても貴重な体験をさせていただきました。」

 多くの外国人や日本人の方が参加され、クラブ員も緊張した様子でしたが、生け花を通して外国の文化や自分たちのことをお話をしたりしたことで緊張がほぐれ、楽しむことができた様です。

2023年11月13日

讃歌練習~報恩講にむけて~

本校では11月15日(水)に報恩講がお勤めされます。
今年、親鸞聖人が誕生して850年が経っています。東本願寺では親鸞聖人850年をきっかけとして、「慶讃法要」という仏教行事が行われました。本校では、今回の報恩講は慶讃法要としてお勤めします。

宗教科の髙松先生より
「報恩講は親鸞聖人のご命日、「亡くなられた日」をきっかけとしていのちについて考える行事ですが、親鸞聖人のご誕生850年ということも含めて、本行事を皆さんに臨んでいただきたいと思っています。誕生と亡くなる、ということは正反対のことと思うかもしれません。しかし、私たちがこのいのちをいただいたという瞬間から、私たちのいのちが「亡くなる」ことから逃れられないのです。今一度、私といういのちを親鸞聖人の「誕生」と「命日」をきっかけとして、私のいのちとはどのようなものなのか、どのようにして生きているのか、どのようにして生きていくのか、ということを考える、そんな行事にできたらと思っています。」
というお話をいただきました。

この言葉通りに、生徒たちは讃歌練習から前向きに取り組み報恩講の準備を進めていきました。

2023年11月11日

第1回進学説明会 開催!

 本日11月11日(土)に飯田女子高校の第1回進学説明会が行われました!
 今回は中学生76名、保護者65名の合計141名の皆様にご参加いただきました。

 ご参加いただきありがとうございました。

 これまで実施した体験入学とは違い、コースごとの特徴や入試の出題傾向、費用の観点から詳しく説明をさせていただきました。コース紹介は、本校生徒がパネリストとして生活している生の声をお届けしました。色々な視点から話してくれる生徒の声は貴重です!
 また、今回もIIJOアピール隊が校舎案内やクラブ見学、また裏方として照明等の担当も担ってくれました!!アピール隊の皆さん、ありがとうございました!

 このように直接飯田女子高校に足を運んでいただき、入試の話やコースの特徴、校舎などの見学を通して、少しでも多くの皆様に、本校の魅力が伝わってくだされば嬉しいです。次回は12月16日に第2回進学説明会を開催させていただく予定です。

 本校のことを詳しく知りたい!併願として進学コース受けるのを検討している等ございましたら、是非お越しください!

2023年11月8日

俳人協会第62回全国俳句大会 結果

文芸クラブの大会結果をお知らせします。

文芸クラブは、短歌や俳句を詠んで、様々なコンクールに応募しています。和気あいあいとした雰囲気のクラブです。俳人協会第62回全国俳句大会の結果が届きましたのでお知らせします。

俳人協会第62回全国俳句大会
「ジュニアの部」 佳作(1名)

文学の秋を楽しみつつ創作活動に励みます。

2023年11月7日

将来に向けて「今」できることは何か?~進路ガイダンス~

11月6日(月)に、1・2年生対象とした進路ガイダンスを本校にて実施しました。

1年生は、4年制大学/短期大学・専門学校/就職/未定の4会場に分かれ講師による話を聞きました。
2年生は、学びたい分野を細分化し全27ブースを設けて講師による説明を聞きました。

1年生は、高校に入学して約7ヶ月が経ちますが、大半の生徒がまだ明確にならない進路に向けて、4年制大学とはどんなものなのか、短大・専門学校の違いってなんなのか、高校卒業してすぐに就職するってどんな感じなのか、進路が未定の今、どんなことからはじめて見たらいいのか等の話を聞くことができました。

2年生は、自分の興味関心が高いブースを2つ聞くことができ、これから本格化していく進路に向けてやっておいた方がいいことや、その学びを通してどんな職業に就くことができるのか等の明確な未来を想像することができました。

今回の進路ガイダンスにあたり、チエルコミュニケーションブリッジ株式会社の皆様にご協力いただきました。大学・短大・専門学校で活躍されている先生方に直接話を聞ける機会は生徒にとって大変貴重で、質問にも気軽に答えてくれ生徒も大満足でした。

今回のガイダンスをきっかけに、生徒一人ひとりが考え、一歩踏み出していってくれることを願います。

2023年11月6日

生徒会役員選挙当選証書授与式

11月2日(木)に生徒会役員選挙で当選した皆さんに当選証書を渡す授与式が生徒会室にて行われました。

このあと新生徒会が発足されます。
3年生より引き継ぎ、自分の掲げた公約の元、力を合わせて活動していってくれることを期待します。

2023年11月2日

17kmと向き合う自分

11月1日に強歩大会が行われました。

この行事に向けて、体育の授業では毎回30分で3kmのノルマを達成すべく、生徒たちは日々の授業に取り組みました。もちろん、前向きな生徒はほとんどいません。むしろ、学校行事の中で一番無くなって欲しい行事なのでは無いでしょうか。しかし、なぜこの行事を行うのか。

10月30日の全校説明会で、体育科の村井先生より以下のお話がありました。

「(前略)毎年、皆さんに何回も「強歩大会ってなんでやらなきゃいけないの?」と聞かれます。正直、難しい質問です。質問される度に、またきたか!と思います。
でも、私は今話したような「本当の自分の姿」や「本当の自分の気持ち」に出会うためなんじゃないかなと思っています。女子高の強歩大会には、それを考えるだけの時間と距離があります。でもこれはあくまで私が皆さんを見ていて思ったことで、強歩大会をやる意味の正式な答えではありません。

逆に、皆さんに聞きます。なぜ強歩大会をやるのでしょうか。

なぜ1キロじゃだめなんでしょう。強歩大会を通して、考えてみませんか?きっと、一人一人見つかるものや得られるものは違うはずです。だから探してきてください。もしくは、自分でその意味をつくってみてください。帰ってきたら、見つけたものやその意味を、私たち教員に教えてくれると嬉しいです。
皆さんの健闘を心から祈っています。」

この話を聞いて、生徒はそれぞれになぜ17kmを歩き走るのかという問いを持ってこの行事に臨んでくれました。

当日はPTAの役員の皆様にもご協力いただきました。またセンテナリアンの皆様からも熱い声援をいただき、生徒たちは走り歩き抜くことができました。ゴールした時の清々しい表情に、生徒たちの持つ力(パワー)は計り知れないほどの可能性が秘められているなと感じました。

生徒のみなさん、問いの答えは見つかりましたか?

       全校30位の皆さん

       学年1位の皆さん

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