August 2022

2022年10月

2022年10月27日

「変な大人50人に出会う企画 Vol.15」を開催しました。

 今回のゲストは、本校進学コースの卒業生で、信州大学大学院の博士課程3年生の林聡子さん。大学院では、マウスなどの動物細胞を用いて筋繊維細胞が肥大するメカニズムを研究しています。

 高校時代は3年間邦楽クラブで練習に打ち込み、全国大会にも出場。大学入試に向けた勉強のモチベーションは、「分からない友人に教えてあげること」だったそうです。
 高校時代は自分でも「地味で真面目」だったという林さんですが、大学では勉強だけでなく、女子サッカーやアパレル店でのアルバイトなど自分の好きなことに挑戦し、「大学生活は本当に楽しかった!」と話してくれたその様子から、充実した大学生活が伺えました。
 信州大学農学部を卒業後、いったんは食品メーカーに就職するも「自分は細胞に関する研究がしたい!」と大学院に進学。毎朝6時から研究に打ち込む日々を送っています。時には論文を仕上げるために三日間徹夜したことも。現在は論文を3つ発表され、「骨格筋細胞分化において小胞体ストレス応答分子XBP1uが果たす役割の解明」では日本畜産学会から優秀論文賞を授与されました。
 2ヶ月ほど前にご結婚され、今度の春からはご主人と一緒にアメリカの国立衛生研究所で研究員として働く予定。残念ながら、日本で研究し続けることは研究費のサポートがなく大変なのだそうです。日本では研究力の低下・国外への頭脳流出がますます加速しています。

そんな林さんから、高校生へのメッセージ。

 大学に入学した頃は「君みたいなポンコツ初めてだよ。」と研究室の教授から言われ、とにかく自信が持てない日々を送っていた。でも、コツコツと研究に打ち込んでいたら「努力できることも、一つの立派な才能だね。」と言葉をかけてもらい、「自分には才能なんてないけど努力はできる。」と前向きになれた。だから、やってみたいことがあったら、とりあえずやってみてほしい。挑戦し続けることが大事。

 林さん、ありがとうございました。

2022年10月26日

運動会~白組優勝!~

10月12日(水)に運動会を実施しました。

2学期より運動会に向けた準備を体育行事執行委員で進めていきました。運動会は応援団も各クラスより募集し、応援のための条件や感染症対策なども検討し実施します。応援団のみ服装の規定が別に定められているため、今年も思い思いの服装で組や競技を盛り上げてくれました。

運動会といえばリレーや綱引き、大玉送りなどの種目もありますが、本校は2年生のダンスや3年生の民謡などの発表も行います。発表は下級生の憧れに変わったり、先輩や後輩の新たな一面をしれるきっかけにもなったり、今年度は担任の先生や学年会の先生方にも一緒に踊っていただいたりと素敵な時間となりました。

今年度は僅差の末に白組の優勝!!
ジンクスとなっていた、『白組は優勝できない』を打破した今年の白組は、いつにも増して強く感じました。しかし、赤組も紫組も全力を尽くし正々堂々と戦っている姿はかっこよかったです。

来年は何組が優勝するのか・・・。
今から楽しみですね。

2022年10月16日

秋の体験入学実施!!

10月15日(土)に体験入学を実施しました。

今回も夏の体験入学同様に感染症対策、熱中症対策を徹底して行いました。
朝のHRは全体集合し、その後各体験授業はIIJOアピール隊の誘導にて分散、おしゃべりタイムでは全体会では触れられなかった、飯田女子高校の魅力などについても紹介しました。

授業後は、夏に実施できなかった修礼とクラブ見学も実施!秋ならではの授業や、冬服での学校の様子が少しでも参加された中学生に伝わるといいなと思っています。

次回は、10月29日(土)にオンライン学校説明会(再放送1回目)を実施します。内容は、9月に行ったものをそのまま配信します。近日中に申し込みフォームをオープンしますので、是非お申し込みください。

また、11月12日(土)には第1回進学説明会を実施!中学校宛てに申し込み要項を発送いたしますので、中学校を通じてお申し込みください。

多くの皆様のご参加、お待ちしております。



2022年10月9日

進学コースEクラス探究活動
「男性×スカート ~ジェンダーレス社会を目指して~」
             写真展開催とパンフレット配布

 3年7組小林桃実さんが、探究活動の一環として、10月9日(日)〜 23日(日) 飯田駅前にある飯田市結スクエアの2階で写真展を開催しています。

 1年次より高森町と連携した蕎麦の栽培や、まちづくりのための継続的なボランティア活動、長野県と協働したSDGsカードゲームの企画・運営など、様々な体験を重ねてきました。これらを通して地域に関わる面白さを知るとともに地域をはじめ世界には解決しなければならない多くの問題があることを知り、「自分も地域と関わりながら社会問題を解決したい」という思いが強くなりました。特に、自分が暮らす地域には都市部に比べてスカートを履いている男性や中性的な服装で街を歩く人がほぼいないことへの疑問から、2年次よりジェンダー問題について調べてきました。
 調べていく中で、「ジェンダーレス制服」を採用する学校が増えているものの、多くのニュースや学校のホームページでは女子生徒がスラックスを履けるようになったことしか取り上げてない事に違和感を感じたことや、ジェンダーレス男子をテーマにした漫画を読み、男性がスカートを履いているイラストを見て素直に「かっこいい」と思ったことから、誰もが自分が一番心地良いと感じる服装を堂々と楽しめる社会を実現したいという思いが強くなりました。その第一歩として、まずは男性がファッションの一部としてスカートを自然に履くことができる環境を作りたいと思いこの活動を始めました。

 写真撮影は飯田市の丘の上で行い、新しいファッションの提案とともに飯田市の魅力的な風景も発信しています。写真展を通して多様な価値観に触れてもらい、持って生まれた性差を大切にするとともに多様性を認め合い・生かして共生するジェンダーレス社会の実現に向け、写真展を観た方々のジェンダー平等への関心が高まることを願っています。


○写真展の開催と写真集の配布(今後の予定)
 ・飯田駅前 結スクエア2F 飯田市公民館フリースペース(10/9〜23)

 ・飯田女子高校(10/24〜11/4)

 ・南信州環境メッセ2022会場 飯田市エスバード(11/5・6)

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