May 2020

2020年5月

2020年5月29日

PTA幹事会・学級学年PTA開催

 5日23日(土)にPTA幹事会がおこなわれました。
 PTA会長をはじめとする、PTA幹事の保護者が集い、自己紹介や学校よりPTA総会で話す予定だった内容をお伝えしました。例年通りの活動は困難ですが、様々な面で協力頂き、飯田女子高校のPTA活動を一緒に盛り上げて行ければと思います。

 また、5月25日(月)~学級・学年PTAを行いました。4月25日に一斉開催を予定しておりましたが、一ヶ月遅れで学年ごと3日間にわたり実施いたしました。1・2年生は、初めて担任の先生に会える機会ということもあり、多くの保護者の方にご参加頂きました。

2020年5月22日

自習登校スタート

 5日18日(月)から自習登校が始まりました。
 これは、学校で自学自習することを希望する生徒が、オクレンジャー(携帯端末への一斉送信システム)の回答機能を利用して申し込んだ生徒が登校して学習する取り組みです。
 保護者の許可を得た約40名から70名の生徒が、毎日窓を開け放した視聴覚室や会議室で長机に一人ずつかけて各自の課題に取り組んでいます。広い大きな教室に、ペンを走らす消え入りそうな音がかすかに響いていました。
 この取り組みは、来週の28日(木)まで続きます。


2020年5月18日

釈尊降誕会

 本校では毎年5月に、釈尊降誕会をお勤めしています。釈尊降誕会は、お釈迦様の誕生をお祝いするのと同時に、一人ひとりの誕生を祝い、「いのち」について考える大切な宗教行事です。例年、講堂のステージ上に花御堂を設置して、生徒が一人一輪ずつ持ち寄った花を飾ります。今年度は5月13日にお勤めする予定でしたが、休校中のため、お勤めすることも花御堂を設置することもできませんでした。しかしこの日が、飯田女子高校に身を置く私たちにとって、大切な1日であることには変わりがありません。この日によせて、宗教科から生徒や各ご家庭、教職員に法話を配信しました。また、校舎の周りに咲いていた花を摘んで、小さな花御堂を正面玄関に設置しました。
 「過去と今の状況が違っていたとしても、思い通りにできなくても、今できることを精一杯努める」。他でもない、これがお釈迦様の教えです。今回の「例年通りにお勤めできなかった釈尊降誕会」から、何かしら学べる私たちでありたいものですね。

2020年5月16日

役に立ちたいという思い

 先日、市内の勝間田建設株式会社より2セットの看板が届けられました。この看板には、正しい「手洗い」と「咳エチケット(マスク着用)」の方法が絵で表現されており、感染症を予防する意識啓発のために作られた物でした。この地区の全小中学校と高等学校にも同じものが配られるそうです。
 また、同じく市内の明和工業株式会社からは、次亜塩素酸水の寄贈の申し出がありました。次亜塩素酸水は、感染症対策の消毒にも用いられる、今、全国でとても必要とされるものの1つで、自社の設備を使って製造したこの消毒液を役に立てていただきたいとのことでした。
 この2つのありがたいご厚意を見つめると、「役に立ちたい」という貴い思いが見えてきます。
 看板は全日制と通信制に1セットずつ置かれ、次亜塩素酸水は、同社に申請をして、本校でも活用されることになります。関係者の皆様ありがとうございました。

2020年5月8日

生徒の皆さん、保護者の皆様へ

 飯田女子高等学校の生徒の皆さん、保護者の皆様、こんにちは。
 昨年の4月は、10連休をどのように過ごすかなどと楽しみな話題の中を過ごしていました。ところが今年はこのような状況になり、当初は、「例年のインフルエンザのように、少しばかり、それぞれが頑張って我慢をすれば、このコロナウイルスも過ぎていくのだろう」と考えていました。しかし、5月の声を聞いても、一向に良い知らせが聞こえてきません。幸い、長野県、とりわけ私たちの暮らす飯田・下伊那地域では、感染の拡大が何とか抑えられている状態です。しかし、油断は禁物で、今しばらく、今の生活を送らないといけません。

 今一番心配していることは、皆さんの学習時間の確保、質の低下の防止、確かな学力の定着、そして、外出を制限され、家中心の生活から来るストレスや家族との摩擦…。今の生活や今後の生活に対する不安・憂い・懸念…挙げれば切りがありません。
 多くの方が、生まれて今まで経験をしたことのない日々を過ごしています。仏教の教えの中には「ありのままを受け入れる」というものがあります。このコロナウイルス惨禍から強いられる生活を、もうしばらく受け入れていかなくてはなりません、しかし、そのままじっとしているのではなく、出来得る限りのことを、笑顔でやれたらと思います。世界中の人々が経験していないこの生活を、むしろ自分の物として捉え、楽しむことができたらと考えます。当然、このコロナウイルスのために明日の生活さえ送ること危ぶまれている方たちの存在は充分認識しているつもりです。「何を悠長なことを述べているのか」とお叱りを受けるかもしれませんが、私からの気持ちだとして受け止めてくださいましたら幸いです。生徒の皆さんも、保護者の皆様も、ご質問やご意見、または相談事などありましたら遠慮なさらず連絡いただけたらと思います。
 以下、今回、5月末日まで休業期間を設けた趣旨です。お読みいただき、ご理解とご協力を引き続きお願いいたします。

1. 引き続き「感染しない」「感染させない」行動を心がけ自分や周囲の命や安全を守る。

2. 配付された家庭学習課題や、Classiなど配信された教材などで、自習し、登校日の「学習指導」で担当者から指導を受け、学校再開後も見通してそれぞれの学習に励む。

3.学校は、生徒を守るために、当面登校日の各教科担当者による「学習指導」を軸に学習支援に取り組み、とりわけ 動画配信や工夫した支援など、生徒が在宅であっても興味を持って学習に励むことができるような支援方法の研究と実践に励み、6月の学校再開の準備を整える。

*本校は、学校の再開までに段階を設けることはしませんが、なによりも生徒の様子や気持ちの理解に努めながら、条件が整えば、計画登校日の他にも生徒が登校して学習する機会をつくり、徐々に通常の学校生活を回復させ、正式な再開をめざします。

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