女子高ニュース

2024年4月~

【探究通信】10月23日『問いをつくる力』

さて、めっきり寒くなってきましたが、寒さに震えながら探究活動続けています!
今回は『問いをつくる力~アンケートから考える探究の第一歩~』というタイトルで講演して頂きました。
今日は入門編、心構えみたいなものをお伝えしてもらいました。
 

私たちの身近にあるアンケートは
評価アンケートであり、起こった事実や結果・データを集めるためのもの。
 
探究におけるアンケートは
・あくまでも「問いを試す道具」
・アンケートの結果が出たからといって
 それで終わりではない。
・気づきや新しい問いにつなげていくもの
というお話をしていただきました。

ふむふむ、と聞いている生徒たち。
では実際に自分の感じている「ときめき」や「もやもや」から、アンケートで聞いてみたい問いをつくってみようという段階になりました。
「もやもや」や「ときめき」は結構書き出せる生徒たちでしたが、そこから問いをつくるとなると「うーーーーーーん」の嵐。
私自身も最近何の前触れもなくトイレが壊れるという「もやもや」はあったのですが、この「もやもや」から問いをつくるって‥・で止まってしまいました。

恥ずかしながら、問いをつくれなかった私は参加してくれた生徒や先生たちの問いを見せて頂きました。
「1か月ぶりに顔を見せてくれたお隣さんの犬」にときめきを感じた生徒は、
「感動の再会はどのくらい期間があくとおこるのか」という問いをたてました。
純粋に、「なるほど、すごい!」と思いました。

 

探究は問いをつくり、それに対する仮説をたて、確かめていくをくりかえすもの。
問いをつくることの難しさと大切さを痛感し、探究活動を行っている生徒のすごさも改めて感じた講義となりました。

次回の発表は6_SENCEゼミで、記事はnONLineゼミになります。次回もお楽しみに♪