女子高ニュース

2024年4月~

報恩講~本年度最後の仏教行事~

11月12日(水)、本校で報恩講をお勤めしました。

今年度最後の仏教行事をお勤めしました。報恩講とは、浄土真宗の宗祖:親鸞聖人のご命日を機縁として、念仏の教えに出遭う仏教行事です。

 教えに出遇うために、毎年講師の先生にお越しいただき、仏法のお話をいただきます。今年は大谷大学教授、木越康先生からお話をいただきました。講題は「現代社会と仏教、そして『報恩』」でした。
 手を合わせて「いただきます」という言葉を切り口に、宗教は「見えないことに触れられる」ということを伝えてくださいました。

 講義のあと「手を合わせること、いただきますという言葉、何気なく言っていたけど、食事に関わる人やいのちに、今改めて気づきました。」という感想を述べた人がいました。 
 日々の生活の中で見えなくなってしまっているけど、私たちが生きる上でかけがえのないものごとを、今回少しだけ見つけられたのかもしれません。