釈尊降誕会
5月8日(水)、本校で釈尊降誕会がお勤めされました。通称「花まつり」と呼ばれるこの行事は、釈尊の誕生をお祝いするとともに、釈尊の誕生を通して「いのちの尊さ」を考える大切な行事です。
校長先生のお話の中では、誕生に携わった人数のお話をされており、20世代までさかのぼると「私」という存在が生まれるまでに100万人以上の先祖がいた、とお話されていました。私といういのちの成り立ちにどれだけの人間が関わってきたのか、考えさせられるばかりでした。
また、生徒の中から自分を振り返って感じたことを全校の前で話す「感話発表」が行われました。どのようなことを感じ取り、考えているのか、発表してくれた生徒の皆さんはしっかり発表してくださり、聞く皆さんもまた、自分と同じ学校、時間を過ごす仲間がどのようなことを感じているのか聞き入っていました。
今回は17名、感話発表をしてくださいました。
感話発表者や生徒会長は、生徒代表として花で飾られた釈尊の誕生時の像に甘茶をかける「灌仏」をしました。
釈尊降誕会後のHRでは、甘茶をクラス皆で飲んでいました。すごく甘いお茶なので、味にびっくりした人も多かったかな?健康にいいと聞くとおかわりをする生徒もいました。甘茶を飲むことも、この1年に一回しかないかけがえのない時間です。